東京で新婚生活をおくることになった田舎夫婦が冠婚葬祭・行事関連でおさえたい情報をお届け、という創作小説
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身の丈にあった「家族葬」や「レストランウェディング」が広く求められている

町内会が機能しなくなっている東京

東京に来てから感じることは、冠婚葬祭において地域の繋がりが無くなってきていると言うことです。
昨今、「家族葬」という葬儀の形が注目を浴びています。
密葬と呼ばれることもあり、著名人の葬儀などでもよくこの形を目にするようになりました。
昔から、町内の誰かが亡くなると、すぐに回覧板で訃報が知らされます。
どこの誰が亡くなり、通夜と葬儀はいつどこで、といった内容です。
そして故人と縁がなくても葬儀には参列する。
そういった経験がある人は多いことでしょう。 
かし、最近はそれも減ってきました。
訃報が知らされないのです。
それは、家族葬が増えたことが一因です。
知らされても「家族葬ですので、参列は不要です」という趣旨の断り書きがある場合も多くなっています。

レストランウェディングや家族葬というスタイルも増えてきました

家族だけで執り行うわけですから、当然のように低コストです。
それもこの不景気下では有り難いことですが、葬儀が派手になりがちな著名人まで家族だけでの形を選ぶのには、そこに大きな意味があるのではないでしょうか。
こうしなければならない、という定義はありません。
家族だけということもありません。
他に家族同然の付き合いだった親族や友人を呼ぶこともあります。
これを結婚式で考えてみると、とてもアットホームで暖かい式が想像できます。
自分たちの結婚式もある意味、このような結婚式でした。
その時はレストランウェディングでしたが、これで十分だったのです。

葬儀も結婚式も同じ。身の丈にあったスタイルが増えている

葬儀も、同じことが言えるのです。
「密葬」ではなく「家族葬」という表現ができたのも、そういった暖かさ故という説もあるようです。
本当に一緒に最期を過ごしたい人が集まり、ゆっくりと過ごすことができる。
そして旅立ちを見送ってくれる。
これはとても幸せなことではないでしょうか。

場合によってはエンディングノートで家族葬が指定されていることも

人によっては、葬儀には誰を呼ぶようにと家族に言い残すこともあるようです。
葬儀のことも含めて、もしものときのことを生前から細かく記しておける「エンディングノート」というものも知られるようになりました。
時代と共に広く求められるようになった家族葬
昔ながらの「親戚や近所を呼んで」等の慣例も大切ですが、葬儀の新しい選択肢のひとつとして生前から家族で話し合ってみるのもいいのではないでしょうか。
大切な家族との最期のひとときですから、素晴らしいものにしたいですね。

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