時代のニーズに合った冠婚葬祭が一般的になっています

お葬式のスタイルが変わってきました

政権が変わったことで、これまでの長引いた不況から好景気に向かいそうな期待感があります。
ただ物価が上がっているような感じはあっても、まだまだ収入は増えそうにありません。
お葬式の事情も、家族の形態や景気、個人の意識に左右されるのか、どんどん変化していっています。
昔は、誰かが亡くなると、近所総出でお手伝いをし、立派なお葬式をするのが当たり前でした。
そのため、ちゃんとしたお葬式ができるよう、親戚や知り合いや近所づきあいのある人などが葬儀に出席する時に、香典を出し合って助け合うという精神があったのです。
しかし都心では事情が変わったようです。

香典という文化も変わってきたようです

ところが、ここのところ、お葬式を出す側から香典は遠慮しますという告知が増えてきています。
香典返しの煩雑さなどがあるためかもしれませんが、本来の相互扶助の意味合いを持つ香典がどんどん無くなってゆき、逆に香典を遠慮しない葬儀の場合、参列しにいく側が久しぶりに香典を用意することにあわてふためく、という皮肉な結果となります。
香典をとらない葬儀が増えるにつれ、それは出す側の全面的な負担となり、それだけの貯蓄の無い家では、お葬式が出せないなどということになってしまうかもしれません。

お葬式を出しやすくする家族葬という制度

実際、葬式を出せないから死んだ親を放置したという事件があるのをよく耳にします。
親の年金めあてに、わざと死亡したことを隠蔽しているとんでもない人もいますが、たいていの場合、出したくてもお金がなくて出せないのだと思いたいです。
そんな時に、費用が安くすむ家族葬というのは、非常にありがたいシステムです。
近所にある町屋斎場でも、この家族葬というシステムを紹介してくれていました。
そして、高齢化が進んだ結果、故人の知り合いがもう他界していてほとんど居ない場合など、立派なお葬式をしたのに、参列者は子や孫と付き合いのある人が義理で来ているだけというような形式だけの葬儀はむなしいものです。
これからは、家族葬で本当に故人を偲ぶ人だけが集まる温かな葬儀スタイルが増えてほしいものです。